容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

すごいのはお前じゃない…その19




酒を飲ませようとしてくる馬鹿は無視して、
自力でドリンクカウンターで注文しました。
店員に「リストバンド見せてくださぁ~い」と言われたけど、
わざわざ見せなくても確認できるだろ…。



ここで3店舗目。



ドリンクが出来るまでに店内全体を見渡しました。
いい感じの男女比、
表面上は大学生ノリっぽいけれど、
なぜか拭えない取り繕ってる感…。



10代の早川は思ったのでした。
「みんな、必死に若者ぶってる…。」



なんかさ、どことなくダサいんだよね。
服装とか、ね。
クロスのネックレスとか、
黒いパワーストーンのブレスレット付けちゃってる感じ?
重ね着っぽいけど、そういう仕様の服って見て分かっちゃう感じ?






思い出したけど… 早川が働いてた時、社内の飲み会に珍しく出席することにしたんだけど、
モテなそうな男が張り切ってネックレスしてたのね。
クロスならまだしも、
磔刑にされてるイエスまで付いてて。
ダサ面白すぎて、忘れられない。
一生忘れないと思う。多分。



早川「…ね、信号待ちしてた時に声かけてくれたお兄さんが一番カッコよかったね。」



A子「そうですね…やっぱこうしてみると、モテなそうな人ばっかですね。
街中でナンパする勇気がないけど、いきがってるみたいな。」



早川「あー分かる…。
金払ってお膳立てされてやっと声かけられるレベルの感じだよね…。」



自分たちも参加費をしっかり払ってる参加者だけども、この上から目線。



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