しばらくしたら彼と結婚するんだ~☆
とのんびりと生活していた早川。
その雲行きが怪しくなる日が訪れます。
その日は1日デートをし、
早川と別れた後、彼は実家に帰る予定でした。
早川が帰宅し、寝ようしたところに彼から電話。
実家にいるのにおやすみコールなんて寂しがりかよ~
と思いながら電話に出ると、
ものっすごい暗い声で、
一瞬で何かがあったことは察しました。
早川「もしもし?」
彼「もしもし…。」
早川「…どした??実家で何かあった??」
彼「うん…。」
早川「…大丈夫?」
彼「…母がまた癌になってたって。」
早川「…。」
彼「また入院するんだって。
俺、転職したばっかだから心配かけさせないように、
今まで黙ってたんだって…。」
暗い声に徐々に涙声が混じっていきました。
早川「そう…。」
なんと声をかけたらいいのか分かりませんでした。
「以前、癌だった時も治ったんでしょう?
それだったら、今回もきっと大丈夫だよ。」
と、言うのが精いっぱいで、
その後は今後のお母さんの予定について話を聞き、
通話終了。
振り返れば、その予兆はありました。
元々、彼のお母さんの家系が癌家系というのは聞いていました。
そして、お母さん自身、数年前に内蔵に癌が見つかり治療をしていたこと。
少し遠くに住んでいる彼の両親が、
こちらに遊びに来る予定だったある日、
当日、来たのはお父さんのみで、
「(母)は、ちょっと調子が良くなくって…。
長距離の移動はきつそうだから、やめておくって…。」
という出来事があったり。
何度か食事をした際は、
こう言ってはなんですが、元癌患者という印象が全くない人でした。
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