そんなわけで、次のデートは都内某所で、
指輪を見せてもらうのと京都で挙式するのを相談できる窓口に行く約束をしました。
会うたびに結婚が近づいているのを実感できて、本当に幸せな日々でした。
そこに再びの…
差出人：探偵
件名：〇〇日 調査報告
…コメントにも書かせていただいているのですが、
この時には金井のことを大好きになっていましたので、
探偵さんに支払った３０万円、
もったいなかったぁぁ～～！！
位に思っておりました。
３０万円あったら、ブライダルエステとかに使えたのに…
人生で一番美しくいたい日に向けて、自分の為に使えたのに…って。
完全に金井の言うことを信用しているので、
調査報告が届いてもたいしたこと得られないだろうな、と思いました。
変わらず、
心臓はバックバクでしたが。
冷静装ってても、超ビビりな早川。
以下、ほぼ原文ママ。
「お世話になっております。
前回から間が開いてしまいすみません。
〇〇日、〇時〇分退社。
●●駅へ行き、飲食店へ。
一人で食事をしていましたが、常連なのか店員の女性とよく話していました。
食事を終えるとそのまま電車に乗り、コンビニに寄り、
〇〇時〇〇分帰宅。」
お…おい…
また「女」ってワード出てくるじゃん…。
心臓はバクバクで背筋はヒヤッとして、
体ん中しっちゃかめっちゃかだぞ。
添付ファイル…今回は多いな。
１枚目、会社から出てくる姿。
２枚目、食事してる姿。
３枚目、お店入口で女性店員と言葉を交わしている風の姿。
４枚目、コンビニから出てくる姿。
これらを見ても好きという感情に揺さぶりはなかったので、
純粋に店員と常連客のやりとりだと判断しました。
３枚目を見た時、
「探偵さんは、金井さんより後に入店して、
金井さんより早く食べて外で待機してたの…？」
というくっそくだらない疑問が浮かぶほどでした。
また、この日の金井のラインを遡っても、
「仕事終わった」
「今日は外で食べる」
「家着いたよ」
というメッセージの時間と大体リンクしていたので、そういう嘘もついていないなと。
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