怖くて、箸の先を見ながら一息に言い終えてから、
目線を上げました。
どんな顔してるのかな、
怒る?
気味悪がる?
金井は少し驚いた顔をしていましたが、
すぐにいつもの笑顔になり、
「そうだったんだね。
そりゃ、あんなパーティーで知り合ったんじゃ不安だよね…。
ゾンビちゃん、お嬢さんだしねw」
おや?
これは…
「全くもって
やましいことなどしてませんよ~」
って反応。
やっぱり、韓国人説は杞憂だったのでしょうか。
金井「えっ、ねぇねぇ探偵ってことだよね!?
何が分かったの??」
すごくわくわくした様子で聞いてきました。
早川「うん…出勤してるところとか、会社から帰ってくるとこ…とか。」
金井「尾行ってこと??」
早川「うん。
私も依頼するまで、信用情報とか開示してくれるんだと思ってたんだけど、
今ってそういうの厳しくてできないんだってさ。
だから、ひたすら尾行して素行をチェックしてくんだって。」
金井「え~!
じゃあ俺を探偵に見られてたんだ~!!
なんかすごいw」
こいつ…
目がキラキラしてやがる…。
スマホを出して、会社から出てきたところの写真を見せました。
早川「こんな感じね。」
金井「おぉ~~俺だぁ~ww!」
ハイテンションな金井とは反比例する早川。
早川「それでね…。」
例の韓国料理屋の店先で店員さんとしゃべってる画像に変えました。
早川「これ。」
金井「ここの店でよく夕食食べてるっw!」
ここまで屈託もない笑顔で言われると、
早川が考えていることなど、
現実には起きていなかったのでは?
と思えてきます。
早川「あのね…。
これ、店員さん…韓国人だよね?
探偵さんがね、
韓国語でしゃべってた
って報告してくれたんだよね…。
ごめん…
疑ってるわけじゃないんだけど…
本当に日本人、だよね?」
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