泊まりでどこか行こうという話題をそらす為に、
肉を焼こうとトングを手繰り寄せました。
と、
その時。
はァ~~~…。
…
!?!?
でっけぇため息ついたぞこいつ…!!
…だからと言ってそれ以上なにか言い出す感じでもなかったので、
さっさと焼肉食べて帰ろう…。
と、ため息なぞ聞こえなかったフリをして黙々と肉を網に乗せました。
さっさと焼いて、お互いの取り皿に肉を乗せるまで、
お互い
無 言 。
早川「あー美味しそう。いただきます。」
スネ夫も隣で箸を動かしていたので、
食べてることは確認できました。
すげぇなコイツ、急にこんなに露骨に不機嫌になるって日本人じゃねぇのかも?
スネ夫みたいな顔してるし、アッチの人か??
なんて、肉を食らいながら考えていました。
今まで男性は早川の機嫌を常に伺って行動するもんだと思っていたから、
こんな冷たい態度に驚き…
気になっちゃうョ…
トゥンク…☆
なんて、
なんねぇなんねぇ。
なるわけねぇ。
いっそどこまで無言を貫くのか気になり、
早川も言葉を発するのをやめました。
いつもだったら、
「お~~いしぃ~~☆」
って100点満点の笑顔で言ってやるけど。
うまかろうが、まずかろうが。
ちなみに態度が豹変したスネ夫は、
左肘ついて食べてました。
横並びの席で早川が左の席だったのもあり、
めちゃくちゃ感じ悪かったです。
さっきまで周りに会話が聞かれていないかひやひやしていた早川ですが、
急にお通夜会場と化した2人の間を流れる空気を周りに察せられるのもつらいな、と思いました。
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