ご飯を半分ほど食べたところで、ようやくスネ夫が口を開きました。
スネ夫「どう?」
旅行のことを聞かれているのか、
肉のことを聞かれているのか、
いずれにしても、
どうもこうもねぇ。
旅行は行くわけねぇし、
肉は値段相応の味で、それ以上も以下もない。
ここまで態度が悪い奴は初めてなので、
上記のことをそのまま伝えたい気持ちもありましたが…。
…しかし
割り勘にされたらどうしよう
という迷いが生じました。
くっそ…
注文の際は何も言わずに「特上」一択で、
コイツ、いいやつだな。
と思ったのに…。
早川「どう…??
ん~??ふふっ
美味しくて幸せです~☆」
スネ夫「よかった、ここらへんだとここしか店知らないから…。」
早川「人気なお店なんですね、もう人がいっぱい…。
入れてよかった~。」
とりあえず、割り勘を回避するために愛想よくしておこう。
スネ夫「今度はもっとオススメのお店に行きたいな。
さっきも話したけど、美味しいお店はたくさん知ってるから…。」
早川「わぁ、嬉しいな~☆」
その「今度」とやらは永久に訪れることはない。
その後は特に旅行に行こうという旨を切り出してきませんでした。
流石に、しつこくして早川と縁が途切れる方が損だと思ったのかもしれません。
いかに忙しい日々を送っているか、
どういう生活をしているか、
大学生だった時の話…
などなど。
俺の話を聞け状態ですよ。
無論、その俺話で笑えるほど面白いくだりが、
一度もなかった
ことはここに間違いなく記します。
まー面白い話出来る人間なら婚活しねぇよな。
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