容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

旦那について書いていこうか…その5




この時の早川は金井との婚約破棄騒動を経験した後で、
休みの日はIBJのお見合い申し込みをこなす日々…。
それでもって、
「本当に私、結婚できるのかな…。」
と思っていた時期でした。



そりゃあさぁ…
一度は結婚を意識した人だもの…。
それだけ金井のことを好きだったんでしょう。
金井以上に好きな人が現れない限り、ずっと次にいけないって自分で分かっていたので、
とにかく色んな人に会ってみようと思って活動していました。



でも会えば会うほどに、この人とは結婚できねぇな…
と思い、疲れは募る一方でした。
そこでやってきた若者(といっても、20代後半ですが)との飲み会のお誘い。
前までだったらお断りしていたことでしょう。
…「お断り」って打つと、「お断り連絡」まで入れてしまいそうになるのは、
婚活しすぎた女の末路…。






早川は若いうちに早急に結婚したかったので、とにかく時間を無駄にしたくなかったんです。
なので結婚を意識しているのかいないのか分からない人に、時間を割くのは本当に無駄だと思っていました。



でもここで、
久しぶりに楽しく飲みたいな…
と心が揺らぎました。
それほどまでに疲れていたのです。
早川ほどの婚活サイボーグをここまで疲れさせるところから、
婚活の難しさというのが伝われば嬉しい。



早川「いいね…嫌いな顔じゃない。
飲み会、行きたい。」



「おっけー、じゃあ連絡しとくわ~。
俺の同級生とゾンビが飲むのってなんか変な感じだけど…w」



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