金井との関係が急に馬鹿馬鹿しく思えてきた早川。
むしろ金井はどこまで早川に対して本気なものなのか、知りたくなりました。
電話にて。
早川「あ～…
お見合い申し込み山盛りくるのはいいんだけど、
お見合いするたびにお金かかるから慎重になるわ…。」
※↑にも書きましたが、早川が入っていたIBJの加盟店は、
お見合いをするだけでお見合い料というのが発生しました。
金井「…そう。」
早川「…誰かさんのせいで興信所の料金も払っちゃったしさぁ～。
今までの人生の中で一番お金使った年になったんじゃないかなぁ。」
金井「…ごめん。」
早川「ねぇ、ってか、
金井さんがした行いって、
結婚詐欺
に該当すんじゃないの？」
金井「…。」
早川「私の親に挨拶した。
金井さんの両親にも挨拶する手筈は整ってた。
…新幹線のチケットとか、色んな事逐一写メ撮ってたし、
日記も書いてるし、
結婚する意志があったってことは簡単に証明できると思うんだけど…。」
金井「…うん。
というか、結婚する意志はずっとあったし、
今でも諦められてない。」
この会話を切り出す前に、
結婚詐欺について調べまくった早川。
実際はこの場合は、
結婚詐欺ではありません。
結婚をネタに金銭などを要求するのが結婚詐欺。
しかし響き的にしっくりきますし、
嘘をついて結婚をしようとした、というのがどんな罪に値するのか分からなかったので、
結婚詐欺という言葉を使うことにしました。
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