「急に無口になったりするのは運転に集中してるからですか?」
この問いを、
穏やかに…
文字にすると、ほわわ~んって感じに聞くのと、
機械的に…
ダークサイドに堕ちたペッパーのように聞くのとじゃ全然印象が違いますね。
たまに全然話聞いてくれないやる気ないペッパーいるけど、ペッパーとして生まれてきたならちゃんとしろよって思う。
もちろん冒頭の問いは、後者の問い方でした。
ダークサイド早川。
40男「え…」
しばらくの沈黙。
40男「あっ、ごめん、いやちょっと…。」
沈黙。
早川から何かを突き詰めるのはやめました。
あぁ、多分40男からしたら早川はなし判定だったのだな、と。
本人に言うのは野暮だから、沈黙で濁したんだろうな、と。
東京に着くころにはすっかり夜になりました。
40男「ごはん…どうする?」
即答で、
早川「結構です。」
40男「…はい。
それならちょっと寄りたいところあるんだけど…いい?」
え…
この最悪な空気感をまとったまま、寄りたいところって…なに?
瞬時に思いついたことは以下の通り。
サプライズでなにかするつもりなんじゃ…
そのサプライズがあったから今日一日緊張して無口になってた…?
え…
もしかして…
今日プロポーズされる…?
相変わらず態度は変えず、スンっとしながら…
早川「あまり遅くならない程度なら。」
車は都内某お洒落タウンへと進んでいきます。
これは…
これは…!
何かが起こりそうだぜ…。
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