容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

ニートのケンちゃん…その7




付き合ってしばらくすると、
ケンちゃんは会社を辞めました。
というか、辞めるって選択肢があったから早川に思いを告げたところもあったようです。
えぇ、前回記事は交際を始めたというところで終わったと思ったら、
どうよこの展開の速さ。



早川はね、俄然わくわくしたね!!!



だってみんな仕事辞めた~いとか言いながら、結局行動してないじゃないですか。
というか、できないじゃないですか。
転職活動できる余裕も勇気もないんだよね。



ケンちゃんなにがすごいってね、
次の就職先が決まらないで辞めたんです。
新卒という最強のカードを、ものの数か月で燃やしたわけです。



こいつぁ早川並…いやそれどころか早川以上の人間のクズかもしれねぇ…。






ケンちゃんは東北の生まれで、
大学入学を機に上京、卒業まで親からの仕送りで生活していました。
なのでロクに貯金もないので、再び親に頼るほかありません。



せっかくいい会社に入社できたのに、
数か月で辞めた、お金くださいって、親に報告するのもなかなか勇気がいることだよなぁと。



…早川が言えることじゃないけどなぁ!!
こうして書いてるとマジで早川の親って神のようだよなぁと。
娘が色んな会社すぐ辞めてもなんも言わなかったもんなぁ…。



そんなわけで。
大学時代から住んでいた小さなワンルームで、
ケンちゃんのニート生活がスタートするのでした。



早川は、というと。
現代において、新卒を無駄遣いして職歴に穴をあけた若者というのは、
どうやって生きていくのか、というドキュメンタリーを眺めている感覚でした。



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