容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

ニートのケンちゃん…その30




守りたい系女子を演じた早川にまんまと騙されている同僚は、
メンタルがイカれた元カレ・ケンちゃんについて、
「それまずいよ…
今までもらった物とか、合鍵とか持ってるなら早く送り返した方がいいよ?」
と、的確なアドバイスを寄越しました。



確かに。
合鍵を持ってる
  =
いつでも早川が入れる
  =
何か盗られた!
…と、騒がれてもおかしくない。
その日の昼休みには郵便局に行き発送の手続きをしました。
全然関係ないんだけど、先日郵便局行ったら郵便窓口で保険の勧誘された。
荷物出して~ついでに保険も入ろ~♪なんて普通なんねぇだろ
…。



郵便局を後に出た時、
別れ話もせず、最後は既読スルーだったけど、
合鍵が送られてきたらさすがに察するだろうな~…とぼんやりと思いました。






~数日後~
ケンちゃんからLINEが。
既読を付けないように、トーク一覧から読むだけでそれはそれは怒りに満ちておりました。
ケンちゃん:郵便受け取った。急に何



ごめん、嫌がらせみたいに、
めちゃくちゃファンシーな封筒で送ったんです。
愛に満ちた手紙が入っていそうな風貌ではありますが、メッセージなどなにもなく合鍵だけ固定して入れたのです。
しかし「急に何」と申されましても。
合鍵を返送された時点で何も糞もないでしょう。



早川:合鍵返します。



いい女だったら、ここで
「今までありがとう…ごめんね…」
とか言うんでしょうが、今更取り立てて感謝することもないですし、謝る義理もないので。
そもそもクズな男にいい女を演出する意味な。



送ると瞬く間に「既読」が付きました。
さすがニート、ずっとスマホ張り付いてるんだな。



ケンちゃんの返信を待たずに、
早川:そちらにある私の私物は着払いで送ってください。
と、両親の会社の住所を書いて送信しました。



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