ケンちゃんがグッチを自分へのプレゼントと勘違いした空気を感じた早川。
なんだろうな、早川の文章力じゃ表現しにくいのですが、
狙ったはずの「誰からのプレゼントなの…?」という不安では無い感じ。
早川「プレゼントでもらったの。
さっきまで表参道にいたから。」
改めて言い直しました。
ケンちゃん「そっか…。」
早川「うん、じゃあね。
仕事探し頑張ってね。」
まるで浅野いにおの漫画に出てきそうな別れのシーンです。
代表作「おやすみプンプン」は毎年七夕シーズンに読んで鬱になってるぞ。
早川はそのまま改札に入りました。
今まで色んな男に付きまとわれてきましたが、
流石に今しがた「金を大事にしろ」と年下の彼女に言われたのが堪えたのか、
ケンちゃんは改札内まではついてきませんでした。
LINEにて。
ケンちゃん:今日は本当にごめん。
早川:うん。
もう少し色々とお金の大切さとか分かった方がいいよ。
ケンちゃん:来週の面接頑張る。
…既読スルーしました。
最後の5000円の返済も、もういいかな、と。
転職なんてすぐにできちゃうよ、という甘い言葉、
転職のつらさを分かってる!!という寄り添う姿勢、
バイト2日目も「行きなよ。」と後押しせず、バックレる方向に持って行ったこと…
普通の人間がどうやって転落してくのか見てみたい。
という興味からケンちゃんの人生をめちゃくちゃに仕上げた早川。
もうこれ以上に面白い展開は望めないと思ったので、見切りを付けました。
この時、グッチをプレゼントしてくれた男性には、
「今、前の彼氏とトラブルになってて…><
無職で孤独で、少しメンタルが変な感じになってて…><
こわい…><」
みたいなことを言ってた気がします。
男に「守らなきゃ!!」って思わせるの大事。
「少しメンタルが変な感じ」にさせた全ての要因は早川ゾンビの他ならないわけですが。
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