ハワイ男「そうなんですね…。
…家、ここらへんなんですか?」
早川「いえ…ここから割と歩きます。
…家近いんですか?」
ハワイ男「え~っと…えぇまぁ…ははは…。」
あぁ~~
嘘付いてる人の見本のような反応をありがとう。
というか、本当にたまたま早川の向かう先と同じだったとしても、
パン屋さんは遠回りであまりにも不自然なルートを巡っています。
早川「…パン屋さんで何買ったんですか?」
ハワイ男「えっと…。」
バックから取り出したのは、
紙パックのコーヒー牛乳でした。
なんだか脱力して、思わず笑ってしまいました。
早川を追いかける為に入ってしまった用のないパン屋さん。
早くレジを済ませられそうで、なおかつ安いコーヒー牛乳だけ買うっていう発想がなんとも…。
嘘でも「明日の朝のパン買いました。」とでも言っておけばいいのに。
…ハワイ男のバックは、いい女が持っていそうな小さなクラッチバッグだったので、不自然ちゃ不自然ですが。
早川の脱力笑いでなんだか場の空気が和んでしまったのを肌で感じました。
ハワイ男「今日のパーティーはどうでした?」
早川「カップリングせずに直帰しているところでお察しですよね…。
そちらは?」
ハワイ男「僕初めてああいうのに参加したので、
よく分からないうちに終わってました…。」
早川「あ~…初めてだったんですね…。」
長い赤信号も青に変わり、大きな道路の横の歩道を歩いていました。
あっっ
パトカー!!
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