容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

最後の元カレの話…その13(限界なのだ、の巻)




早川「え…いつまでって…」
思わず口ごもります。



お母さんが亡くなって、
結婚出来るようになるまでだよ!!

って言い捨てられたらどれだけスカッとすることでしょうか。



「俺は今までゾンビと結婚するつもりで色々やってきたから、急にそんなこと…
しばらく連絡やめるって、自然消滅するのは目に見えてるし、期間を決めて欲しいよ。」



早川「…じゃ一年後は?」



お母さんの余命を過ぎた期間。
我ながら鬼。





「待ってよ…一年後なんて長過ぎる。」



おいコラ、
一年待てって言ったのはそっちが先だろ?
連絡を取らない一年と、
結婚できない一年、
同じ一年の価値が、どう違うって言うのでしょう。



彼は条件的に、一年後でも全く問題なく女性とお付き合い出来るでしょう。



しかし早川は、
早急に専業主婦になりたい。
出来ることならお金持ちと。

という気持ちがあり、同じ一年に対する意識の違いがはっきりとしました。



彼と結婚したら、
子どもを産みたいだとか、
家を買いたいとか、
そういう大切なことも、彼のタイミングまで待たなければなるのかと思うと…






この男と付き合っててもしょーがねぇや。



と、一気に冷え込みました。



早川「長過ぎるって…
そもそも余命一年で、それまで家族と思い出作りしたいって言ったのはそっちだよね?
私はその間、何にもしないで黙って年取ってけって言うの?
なるべく若いうちに挙式したいとか、そういう私の考えを全然考えてくれてないよね。」



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