容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

最後の元カレの話…その15




「え…
ちょっと…ちょっと待ってよ…。」



お前はキムタクの真似するホリかよ。



早川「私の大切な一年…もしかしたら一年以上を待つことに使うより、
早く結婚に踏み切ってくれる人との出会いに使った方が早く思い描いていた未来が手に入れられる気がするんだよね。」



「…。」



早川「…で、これ聞いた上で、結婚しよう!ってならないわけでしょ?
だからもう私はやめる。
しばらくも糞も、もう全部やめる。」



「今まで結婚に向けて動いてきたこと全部無かったことにされるの…」



早川「そうだね。
この電話終わったら、両親にもあなたの親に連絡しないように言うつもりだよ。」





「待ってよ…
とりあえず、さっきのしばらく距離置くってことにしてよ。
というか、俺からは連絡してもいいでしょ?
ゾンビからの返事は強制しないし…。」



…それなら、いいかも?
散々婚活してうまくいかなかった場合、
選んでやってもいいかな。



早川「それなら別に構わないけど…。
でも今まで通りみたいに毎日とかはやめてね。
いい人と会った時に気まずくなるの嫌だから。」



「…分かった…。」



早川「それじゃ、ばいばい。」
ブッチン
(…スマホで電話切る時ってなんて擬音が正しいの?ポチッとか??)



あー馬鹿と話すと疲れるわ。



その日から彼からライン、時々着信が隔日で来ましたが、
早川は基本既読スルー。
もしくはラインの文に沿って軽く返事をする程度でした。



例↓
:今日は久しぶりに◯◯行ってきたよ。



早川:私は◯◯でランチしてきた。
美味しかった。
写メ添付



お見合いで都内有名ホテルでご馳走してもらった時とかね。
マウンティングしたいマンだからね。



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