容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

ディズニー好き婚活の二次会に参加した話…最終回




「えっと…お金はいいよ!」



早川「いやいや、飲んでるんで!
…すみません、時間ぎりぎりなんでこれだけ置いてきます。」
たまたまあった500円玉を机に置いておきました。



それじゃ…と、荷物を手に取り狭い席を立とうとすると、
その場にいた男たちが、揃いも揃って
「あ…じゃ、俺駅まで送るよ!」



この期に及んでまだ早川と一緒にいたいと思えるのがやべえよ。



早川「あ~大丈夫です。
急いでるんで早足になっちゃうと思うんで!
それじゃ!」






早川が帰ってしまったら、
あの席は完全に男だらけの席になるわけですが。
知ったこっちゃない。



男たちが「どうしよう…」という空気を出しまごついている間に急いで店を脱出、
駅まで小走りで去りました。
ここまで書いてて思い出したけど、
↑これも逃げ帰ったし、ディズニー関連で異性との出会いを期待すると、
まともな帰り方が出来ない体質なのかもしれない。



改札を抜け、ホームに到着してすぐのことでした。
「間に合った!」



まさかの常連おっさんとの再会。
間に合った!…ってあんた。
駅までなら分かるけど、改札まで潜り抜けて来たのかよ…。
一歩遅く、ここで電車が到着するメロディが鳴りました。



これがイケメン君だったら、
そのまま一緒に舞浜行く位胸が高鳴ったと思うのですが、
雑魚キャラだと鬱陶しさの極みです。



おっさん「連絡先聞いてなかったなって思って…
グループライン後で作るからさ!」



早川「え…え~と。
はい…。」



電車がすぐに到着するのは分かっていたので、
バッグの中をわざとらしく漁るふりをしました。



早川「あれ?
え~っと、ふふふw」
(おい、早く電車こいよ。)



結果的に、連絡先を交換せずに電車に乗り込むことに成功しました。



早川「見つかんないから、また今度参加して会った時に交換しましょう!
今日楽しかったので、多分また参加すると思いますw」
嘘も方便。 ここまで言って、一緒に電車に乗ってきたらどうしようかと思いましたが、
おっさんは察してくれたのか苦笑いしてました。


本当に一番得るものがなかった会だったなぁ~。


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