容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

仕事が出来なそうな男…その5




駅を降りるまでの10分程度、既読スルー。
…本当だったら同じくらい、
40分間既読スルーしてから連絡してやりたかったよ?
でも10分だけにしといてやったの、優しすぎませんか?



しかし電話はせずにメッセージを送りました。



早川:メッセージいただく直前まで自由が丘の改札で待っていたのですが、
既読がついてから何も連絡をいただけず、いつまで待てば良いのか分からなかったので電車に乗って帰る途中です。



すぐに既読。



不出来:えぇ…待ってよぉー…



そのセリフ言って許されるのは、少年漫画のドジっ子ヒロインくらいだよ。
30過ぎた容姿の冴えないおっさんが年下の女に言っていい言葉じゃねぇよ。



不出来:本当にすみませんでした。
電話ください。






んー…電話…ねぇ?



早川:すみません、今更何かお話することも特にないと思っています。



ここで性格の悪さでるよねー。
オーネットの担当のお姉さんには経緯を報告して、無言で掲示板閉じてお断りしちゃえばいいのに、何か言わずにはいられないというね…。



不出来:本当にすみません、今から自由が丘に戻れませんか。



早川:戻れません、戻りません。



不出来:本当にすみませんでした。
謝りたいので、お時間あるときにお電話いただけないでしょうか…。



おもしれぇから電話だけしてやろうかな。
どんなことぬかすんだか。



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