容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

仕事が出来なそうな男…その4




電車が到着し乗り込みました。



「くっそォ……







糞がァァァアっっっ!!!!」




と思わず叫んだとか叫ばなかったとか…
…叫んでないけど。
でもこの一件で電車ン中で一人で大騒ぎしてる人(…たまにいるじゃん)に対して、
「あーめちゃくちゃ腹立つことがあったんだねぇ…
心中お察ししますわー…」

って思うようになった。
2秒くらいだけね。
2秒経過したら「うっせぇボケ!!」って叫ぶとか叫ばないとか…叫ばないけど。



むしゃくしゃしていると、
メッセージが……!






不出来:遅れてしまってすみません…
今どこですか?



どこも糞もねぇ
40分無連絡の遅刻でまだ待ってると思うな。
…え、ねぇここまで書いてて不安になってきたんだけど、みんなだったら無連絡でどのくらい待てる?
早川だって、気心知れた相手だったらこのくらい平気で待ったよ。
無連絡なのは心配だしね。



これって、不出来は今どこにいるんだ?
自由が丘についたのか??
とか色々考えてしまい、返事を見ながら硬直してしまいました。
既読を付けてからしばらく時間が経つと。



不出来:090〜
僕の電話番号です、ちょっと見つけられないので掛けてください。



ちょっと見つけられないって…
ったりめーだろ、
いねぇもんよ。



そして早川が乗った電車は急行だか特急。
電話を掛けることなどできません。
そして何よりもイライラするので、
ここは無意識に既読を付けて返事を間延びさせよう。



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