耐久レースと銘打った時点で、結婚相手にするには難しいって今なら分かる。
一度抱いた生理的嫌悪は、もう二度と覆らない。
ものすごく気持ち悪い同級生が雨の中捨てられた子犬を持って帰るシーンを見たとしても、
「やだ…
陰で落ち武者って呼んでるアイツ…
本当は心が温かいいい人なんだ…トゥンク」
とはならない。
「やだ…
あの犬…
喰われるんじゃね…?」
って心配になる。
落ち武者…いや、40男との渋滞中の車内。
最初は行く予定のカフェの話などなどをしておりました。
が、徐々に言葉数が少なくなってきました。
お互いに、というよりも、
40男のリアクションが薄くなってきました。
もしや、これは…
渋滞にイライラしてる?
そう思い始めてしまうと、
声をかけても余計にイライラさせてしまう気がして、
こちらも徐々に何も言えなくなり…。
あー…
渋滞でイライラしてる車内ってこんなかぁ~
とぼけぇ~~~と考えておりました。
今までの鎌倉までの道のりの渋滞でこうなったことはありませんでした。
そりゃ美人な早川と同じ車に乗ってるだけで男は楽しいもの。
「幸せ過ぎてこのまま事故ってもいい!」
と言われたこともあります。
いや、お前ひとりで事故ってくれ、頼むから。
国の宝である美人をお前のルンルン気分で殺さないでくれ。
なので、この度の車内の空気は新鮮でしたが、
「こんなことでイライラして、
助手席に座ってる人に気を使わせて…
小さい男だな…。」
と思い始めました。
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