容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

借金があるのに婚活をする男…その5




隣の席にいた男女が席を立ったので、時間を確認したらちょうど1時間程度経過していました。
後ろ姿を見ると、隣の席にいた女性はラウンジに入る前に一緒に死角に隠れていた人っぽかったです。
時間的にやはりお見合いだったか。
死角仲間としてお互い婚活頑張ろうぜ…!
と部活青春モノみたいな熱いものがこみ上げました。
今回の君の相手は早川のことをチラ見しまくっていたから、嫌なヤツだったよな。
早川は悪くないけど、なんかごめんな。






隣が席を立ったので、それじゃそろそろ私達も…
と、解散。



その日の夜に相談所に借金男のお見合い結果にOK返事をし、
翌日に交際成立の連絡が来ました。
そのままファーストコールで次の予定を確認しました。



大体ファースコールって、
「あ…(名前)です、この間はありがとうございました。」



早川「こちらこそありがとうございました!
連絡いただけて嬉しいです!!」



「それじゃ…この番号でライン検索しますね…。」



…みたいなね。
あっけなく終わるんですけど。



借金男はそのまま明るく話してくれて、
なんならもうカップルみたいな、
「今日も疲れたよ~」
みたいな世間話もしました。
いいね、コミュ力が人並みにあるね。
この人並みっつーのを婚活で見つけることの難しさよ。



借金男「早川さんは平日平気ですか?」



早川「あんまり遠くなければ大丈夫ですよ!
あと遅くならなければ…。」



こうして、仕事終わりに渋谷で待ち合わせをしました。
平日に会えるっていうのもいい。
会う時間よりも、回数重ねた方が距離って縮まる気がします。



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