保冷剤の代わりにするために、
人にあげる予定のものを冷凍する
っていう発想が早川にはなかった。
胃袋男「糖度が高いものって凍らないみたいで、カチカチにはならなかったんですけどね。」
それ、保冷材にもなってないよ。
持ってくる途中で全解凍されてるでしょ。
早川「あっ…そうなんですか…
すごいユニークなことされますね(笑)」
胃袋男「えぇ、まぁ(笑)」
ほめてねぇよ。
どう受け取ったらそんな嬉しそうな顔できんだよ。
うへぇ…ラベルがぐっちょんぐっちょんのジャム…。
しかも、このあとこのあと別の男性とディナー。
こういう場合「早川からのプレゼント♡」と偽り、横流しするのですが…
これでは渡せません。
先に早川が降りる駅に着いたので、別れました。
駅ビルのパウダールームでメイクを直しながら考えました。
サンドイッチのくだりを
「実は私、二回目のデートのサンドイッチ、少し生理的に無理だったから食べなかったの(笑)」
と、話せる日がいつかくるのでしょうか。
そして、いつか胃袋男のサンドイッチを頬張れる日がくるのでしょうか。
しかし、特記したサンドイッチ以外は久しぶりにちゃんとしたデートを一日できたな~という感じで、
そんなに嫌悪感を抱かなかったので、
もう少し会ってみて決めよう。と、一度開いたIBJのサイトを閉じました。
LINEにて
早川:今日は素敵なところに誘ってくださってありがとうございました!
せっかくのサンドイッチ…ごめんなさい。
ジャム美味しくいただきますね!
胃袋男:いえいえ、ちゃんと苦手な食べ物を聞いておけばよかったです。
困らせてしまってごめんね。
次なんですけど、今週から仕事が落ち着いてくるから平日夕食でも行きませんか?
早川:いいですね!私のお仕事のスケジュールが分かったらまた連絡します☆
そして、仕事終わりに夜ご飯をする約束をしました。
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