容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

40過ぎの男…その16




メーカー勤務の年収っつーのはどんなもんじゃろか~。
と、メーカー年収ランキングのページをタップ。



…え……?



ランキング1位で、
かろうじて1000万位…?



あれ?
40男、年収3000万円って…。
え、これが御曹司価格なの??
御曹司だからってそれだけもらえるの?
なんか…変じゃない??



経営者側だったとすると、年収の証明など都合よく作ることなんかたやすいことなんじゃないかとか、
あらぬ想像が…。
早川、世間の常識というか、社会のことなど全く理解してませんが…
なんだか、
嫌な予感。



それもこれも、
早川の母が、年収を誤魔化した父と結婚し苦労していたと知ったから…。
※参考シリーズ






それを見極める為の真剣交際の期間か…。
IBJルールでは真剣交際は3ヶ月。



たったの3ヶ月で年収を見極めることが出来るのでしょうか?
とりあえず、お見合いの返事はもう少し考えてからしよう…と、
約束していた一軍男とデートを楽しむことにしました。



ちなみにこの男性は待ち合わせ早々、
早川が40男からもらった紅茶の紙バッグを
「もしかして…俺へのプレゼントかも…!?」 と、いう目の動きで見ていました。
しょうがないから、わざわざ箱開けて味違いで3パックくらいお裾分けしてやった。



その日の帰りの電車内。
他の男性とデートしているにも関わらず、ぼんやりと40男のことを考えていた早川。
恋というわけではない…が、
気になる存在ということには違いない。
相談所に、お見合いの返事を「OK」で返しました。


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