話しておかなきゃならない、とかそういう前置きの後には大体残念な言葉が待っています。
やっぱり長男だから将来的に同居とか?
子どもについてなにか希望があるとか?
一瞬であらゆる想像が広がります。
うわぁ~…
なんだろう…。
借金男「えっとね、俺、実は2年前に転職したんだ。」
ほうほう。
…えっ、もしかして、
年収盛るために証明を前の会社で出してるとか…?
借金男「…あっ、2年前だからね。
IBJのプロフィールに書いてある年収とかは去年ので出してるから偽りないよ。」
お…おう。
早川の抱いた不安を察してくれてありがとな。
つーか、早川が不安を露骨に顔に出しすぎてる説も否めない。
借金男「というか、今の会社に入ってやっと結婚できるなって思ったんだよね。」
早川「…?そうなんですか。」
借金男「うん…前の会社はお給料が安かったんだー。
だから前に話したみたいに、
『このお給料じゃ家庭を作るって無理だ…』
って思って転職したの。」
早川「そうだったんですね…。
でも借金男さんが優秀だったから、転職成功できたんですよね。
すごいなぁ…。」
なんの話だよ…。
これがわざわざ「話さなければならないこと」なのか?
心中穏やかではないのに、男を立たせる早川のトーク力。
見習ってくれてもいいよ。
借金男「いやいや…前の会社も決して悪かったわけじゃないんだけどね…。
めちゃくちゃ忙しくてお給料が少ないわけじゃなくて、
お給料相応に仕事もあんまりなかったから…はは…。」
2つのブログランキングに参加中です。
押していただけるととても嬉しいです。