容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

東京夢企画のパーティー…その13



すみません、しゃぶしゃぶの話です。
つーか最初から最後まで意地汚い話です。




「食材をこねくり回し、掻っ攫う。」

鍋の醍醐味というか、正しいあり方なのですが…。
それは気の知れた人と囲んで成立するものであって、気の知れないというか関わりたくない異性とやるべきものではないと思うのです。
気持ち悪いので。



それを避けたくて、一番最初の綺麗な状態の鍋で作って食べたくて、
スタートと共に脇目も振らず、人も目も気にせずしゃぶしゃぶセットに飛びついたというのに。



というか…
そんな意地汚いスタートダッシュを見せたのにも関わらず早川の元にやってくるとか、
早川、男の心を掴みすぎだろ。



早川はもう鍋にしか、というか、鍋の中身を穢されたくない!ということしか頭にありません。
話しかけてくるのを聞き流し、超適当に返事をし、くつくつして来た瞬間に皿に盛れるだけ盛りました。



取ろうとした瞬間に、早川のことを囲んでいる男性達も箸を手に取ったので、
すかさず
「今日何も食べてないのでお腹空いてるんですぅ〜(汗
たくさん食べてもいいですかぁ〜??キュルリン☆

と主張。
男性陣には早川が皿に盛りきれなかった分を突いてもらうことにして、もう鍋には用がありません。






どうしようか…と、また意地汚いチェッカーを作動させると…。
早川がほぼ全ての男性参加者を取り巻きにしたため、
焼きそばセットが未使用になっているではないですか。



おっしゃ…次はあそこじゃ…。
まじで、何しに来てんだ…。


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