容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

プロフィールを偽る男…最終回



のどかな昼下がり…
お洒落なカフェにて、
お通夜会場のような空気をまとって食すスイーツの味ったら。



ゴリラ男「フレンチトースト美味しいですよ、早川さんも食べませんか?」



潔癖性というわけではありませんが。
さすがによく分からん男と食べ物を共有するのは…
気持ち悪い。








早川「いえ、結構です。」



この対応と「早川は嫁入りしたくない」発言以降婚活らしい話はしませんでいた。
映画の話とかしたような気がします。
気に入られたい異性相手に胸くそ悪いストーリーの映画やスプラッタが好きとは言いませんが、
もう二度と会うことのない人間であれば思いっきりプレゼンできます。



ゴリラ男は力なく、そういうの見たことないや…はは…と苦笑いしていた気がします。



ようやく食べ終え、店を出ることになりました。
ここまで露骨に
「あんたと結婚したくないわ〜!!」
という空気を出してしまったので、今回は割り勘かしら〜と思っていたけれど、ご馳走してくれました。
ありがとうな。
まぁ数千円で美人とお茶できてよかったね。







ゴリラ男「この後、予定あるんでしたよね?」



早川「はいー。今日はありがとうございました。」



ゴリラ男「…よかったら車で送りますよ?」



早川「大丈夫です。ここから電車ですぐなので!」



駐車場の前まで着きました。



早川「それでは〜」



ゴリラ男「えぇっと…ちょっと待って」






は??



早川「…なんでしょうか?」



ゴリラ男「俺の車、アレなんだけど…。」



早川「…そうですか。」



ゴリラ男「………。」







…だから、何??
いや、指さした先の車が有名な外車であることくらいは一応知ってます。
で、だから、何なの??
今時車自慢?
お前どこの田舎モンだよ。
何世紀前から来たんだよ。
ぜってぇ「すごぉ〜い☆」とか言わねぇよ。
「乗せてほしぃ〜☆」とか言わねぇよ。
言ってほしけりゃ相応の現金出しな。
無料のキャバ嬢やるつもりはねぇよ。



早川「…………それじゃ…。」



ゴリラ男「…また次行きたいお店があるので連絡しますね。」



別れたと共に即ブロックしたのでその連絡が来ることは一生ない。


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