ミス男「でも食事は本当に全部カレーみたいｗ
それはそれで楽しみだけどね！」
へへっとした笑顔。
あーーー…
鬱陶しい。
何か言葉を発する気が更に失せた早川を前に、明るく振舞うミス男…。
ミス男「だけどやっぱり毎日スパイシーな料理はさすがにつらいみたいで…
だから日本の調味料とか送ってもいいよってことで会社が送料支給してくれるんだって。
ムンバイから帰ってきた人も、食事が一番きつかったって言ってた！」
早川「…インド行くなら、予防接種受けなきゃですね。」
渡印するに辺り、早川が唯一知っている情報をぽつり、と。
ミス男「そう、もうその予約も全部したよ～。」
その予約してる時間あったら、
早川にラインで一言「１ヶ月後、インドに転勤になった。」って言ってくれよ…。
ラインで言ってくれればその時点でお断りしたのに。
インドで頑張れ！東京で応援してる☆
と、さわやかな別れの言葉の一つも言えたのに。
そう思うと、婚活で大忙しの早川の貴重な休みを一日分無駄にされたことに腹立たしささえ湧いてきます。
若い女の一日の価値に対し、どう落とし前をつけてくれようか。
早川「え…１ヶ月後にインドに行かれるんですよね？
そのあともお付き合いを続けるって…。
私、サクサクと結婚したくて婚活してるんですけど。
もしミス男さんと、結婚を前提にお付き合いをしたとして、
実際、入籍までの期間とか考えてらっしゃるんですか？」
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