容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

【アラフォーの医者】IBJで出会った人…その7



医者はバツの悪そうな顔をしていたのですが、居心地の悪さからか、再びニヤニヤとしていました。



底意地の悪そうなその表情を見て、
これは、医者から見て早川はなし判定だったのかぁ!
と思いました。



こんなこと言っても、早川は医者にすがりつくだろうと。
低学歴でも、人生一発逆転の玉の輿コースに乗れるのだから。



うーん、残念だけど…
前記事の通り、お前がもう少し若いか、年収がもっと高ければすがってたかもしれないよ。
でも、
今のお前は「若い美女」がすがるほどの条件を持ち合わせてないよ…。








食後の飲み物いただきながら、再び婚活トークをしましたが、早川は愛想を振りまくのをやめて能面のような顔で淡々と受け答えしました。
お互いがなし判定の消化試合なので。



そして解散の空気が漂ったところで、
医者「これ、よかったら…。」
とおずおずと紙袋を出して来ました。



あのオレンジ色…
あのロゴマーク…
エルメスだ。



こいつ、なし判定の早川にもエルメスのプレゼントするのか。
独身の医者はやっぱり違うね。
中身はなんだか知らないけど。
外袋だけエルメスという説もありえなくないけど。




う〜ん…いらない!!
早川「嬉しいですが、お見合いの席でのプレゼントはいただかないように相談所から指導されていますので…。」



医者「あ…そうなんですね。」



これにてお見合い終了。



結局人って他人より上に立って気持ちよくなりたい生き物なんですよ。
でも本当に豊かな人はそんな事しないと知っています。
つまり、医者自身が「自分はそんなに豊かな人間ではない」と証明しちゃったわけですね。
残念な人。


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