子どもの頃は好きなテレビ番組が遅れたり、最悪休止になったり、
裏で放送されている場合はチャンネル権を父に強奪されたり、
野球なんてロクでもねぇな
と思っていたのですが。
…というか、上記の理由で野球嫌いになった人って少なくないんじゃなかろうか。
あ、あと、大体、ボールの大きさに対して球場のデカさおかしいだろ
とも思ってた。
そんな野球嫌いから転じて、
主人の影響で球場に足しげく通うようになったにわかファンが、
野球に関係あるようで全く関係ない話をしまーす。
横浜ベイスターズに限らず、なのですが、
ほぼすべてのプロ野球チームには、
ガールズ（レディース）イベント
というものがありまして、
来場した女性にはわくわくコンテンツが用意されています。
限定のスイーツが販売されたり、
選手の等身大パネルが設置されたり、
とにかく、
とりあえず「映え」を意識しました
といった感の溢れるイベントなのです。
で、今回早川が書きたいのは、
来場した女性にのみ配布される、
限定ユニフォーム
について。
まずはこれをご覧いただこう。
・2015（ガールズフェスティバル開始年）
サイズ表記：フリー
早川による採寸
・身幅約47cm
・身丈約77cm
・2016
サイズ表記：Ｌサイズ
・身幅約50cm
・着丈約72cm
・2017
サイズ表記は下記の通り
・身幅約65cm
・着丈約69cm
・2018
サイズ表記は下記の通り
・着丈約72cm
・身幅約58cm
・裾幅約68cm
・2019（今年）
サイズ表記は下記の通り
・着丈約68cm
・身幅約60cm
・袖丈約29cm
早川、初年度が一番可愛いデザインだと思っています。
「女性であれば誰でも着られる」
ということではなくて、
若い女性
をターゲットに絞り、新しいファン層の獲得を図ったのが分かります。
だって、イベントの名前、
「YOKOHAMA GIRLS FESTIVAL」
だもの。
ガールズ
だもの。
まんまとその戦法にひっかかったのは、他でもない早川ゾンビ。
イベント初年度の2015年はまだ主人と出会う前でしたので、
野球に全く興味がなかったのですが、
このユニフォームを着用している人を外で見かけて、
「かわいい！！」
と思ったのでした。
しかし。
物凄くかわいかったのも初年度のみ。
今年もまぁ可愛くないわけではないけれど…。
早川、思ったの。
初年度のユニフォームが配布された時、
「私達にも着れるデザインにしてくれブー！」
と、ある層の人々が鳴き騒ぎ出したんじゃないかって。
確かに初年度は着れる人が限られてきます。
カラーが可愛らしすぎるし、
ユニフォームにしては細身な作りですし、
丈も妙に長く、ショートパンツやスキニーなどで合わせるとかわいいデザインなのです。
ベイスターズが獲得したかった若い女性のファンというのは、
具体的に言えばせいぜい３０半ばまで、と予想できます。
そして女性なら年齢関係なく着ていてもおかしくないデザインになっていったのかな…って。
初年度フリーサイズなのに、
翌年にはＬサイズに変更になってるのも、
細い人は大きい服着られるけど、
デブは小さい服着られない
という真理に基づいた変更だったのではないでしょうか。
元々ファンだった人の声に合わせるのと、
新しいファンを取り込むのと、
とても難しい問題ではあるとは思うのですが、
初年度のユニフォームを可愛く着こなせる自信のある女性の溢れるスタジアムの方が、
本来のイベントのあるべき姿なのではないなかなぁと思ってしまいますね。
だって、
ガールズ
だもの。
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