容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

すごいのはお前じゃない…29




頭の悪い不細工をスルーした早川。



ガラス越しのやりとりを眺めていたA子。
A子「今の人、入ってこなくてよかったですねw」



早川「なんなのあれ…。
リストバンド見せてたらこの席目がけてやってくるつもりだったのかな。」



そんな話をしていると、男性が案内されてやってきました。
今まで見てきた参加者の中で一番若そう。



若そう…。



だけど…。



男1「こんにちは~…」



早川A子「どうも~」



早川「若そうですけど、いくつですか??」



男1「20です!
2人も若く見えますけど、いくつですか?」



A子「若く見えるっつーか、
若いし。」






ふんぞり返って言い放ったA子のこの言葉に対して、
男2人は、
「ちょっとどうしたらいいのか分からない…」
みたいな表情をしていました。



早川「あ、2人とも10代です…。」



まともに女性と関わったことがないけど、
出会いを求めてやってきた冴えない理系男子…。



文字だけ見るとさ、
白衣着て、
長身で、
メガネで、
黒髪で、
塩顔で…みたいの想像しません?
早川はする。
「理系男子」って聞いただけで、上記のような人物を想像、
否、
妄想する。



しかし、目の前にいるのは…
白いシャツに、

こんなネクタイしてる顔が白い奴。
(しかも、ややぽっちゃり)



彼の精いっぱいのお洒落がこのネクタイなのか…
人混みの中、トラブルを招きそうな装飾だな…



早川「大学生…ですよね?
どこ(ry



A子「ねぇ、そのネクタイ、どこで売ってんの?」



A子…
A子ォおおおおー




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