容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

パパ活の先駆者…その43




早川「でしょうね。」



スネ夫「ゾンビちゃんは欲しい物買ってもらえる、
俺はゾンビちゃんとデートできる。
Win-Winの関係じゃない?」



この時はまだ、パパ活という単語は世に生まれる前だったと思います。
…多分。
なのでタイトル「先駆者」なわけですが。



早川の脳内では、
「それって援交やんけ」
「Win-Winの関係ってリアルに使う奴初めてみた」
「うぃんうぃんて、CD入れ方ミスって読み込まれない時の音やんけ」

という3本のタイトルが来週のサザエさん予告のように再生されました。



早川「いや…いいです。
なんかそういう考えの方だとは分かってはいたんですけど、
改めて言われると非常に残念ですね…。」



スネ夫「残念?なにが?」



嗚呼、不細工のキョトン顔ってなんでこんなに鬱陶しいのか…。






というか婚活市場にはスネ夫のような、
頭は良いであろうに、こういう「空気を察する能力」が欠落している者が多い。



早川「結婚は考えてないって。
それだったら、そういう相手を探している女性を選べばいいじゃないですか。
わざわざ『婚活』パーティーでそういう相手を探しているところに、
人としても性根の悪さがにじみ出てますよ。」



…最後の一言は言い過ぎだと思うし、言うつもりもなかったけれど。
言うつもりなかったけれど、こうして口に出てしまった以上、
先ほど書いた「空気の読めない奴」に物申せる立場でもねぇわな。
ごめんな。



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