容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

パパ活の先駆者…その8




そりゃあんた…
美人に「あなたと話したかった」なんて言われた日にゃ…。
…って感じの顔になってましたよ。



喜ばせておいてなんだけど、
嬉しそうな不細工って本当におぞましいよね。
おぞましいよ、おぞましいけどさ。
年収850万円だよ。
正しく言えば、年収850万円でもおぞましい顔面引っ提げてると婚活しなきゃいけねぇんだわ。



スネ夫「え、本当ですか…美人にそんなこと言ってもらえるなんて嬉しいな…。」



早川「いやいや、美人なんて…そんなことないです…。」



スネ夫「飲み物、なにか飲みますか?」



こんな感じで2人でいい雰囲気で会場に入ったもんだから、
早川が会場に戻るのを待っていた糞達は怯んだ…と思う。
トイレに行ったおかげで、フリータイムはスネ夫とだけ話すことが出来ました。






フリータイムが終了すると、司会者の案内に従い全員一番最初の席に戻りました。
つまり、隣はスネ夫。
そこでカップリングシートを書きました。



スネ夫「俺、早川さん書いちゃったけど…いいかな?」



いいも糞も、
男だったら間違いなくそう書くだろうよ。



早川「本当ですか~!?
うふふっ嬉しい!
私もスネ夫さん書いちゃいましたw」



カップリングの希望を書く紙を見せるつもりでバインダーを渡そうとしたら、
参加者メモが見えててちょっと焦った。
他の参加者男性についてのメモが、「×」しか書かれてないのを見られるのはさすがにヤバいと思い、
さっと抜き取って折りたたんでバッグにしまいました。



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