容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

パパ活の先駆者…その7




早川自身、選ぶ側の人間だから言うけれど。
フリータイムでぽつねんと残された人というのは、
まともに見てはいけないオーラ
を発していますね。
男に群がられている早川みたいのがいるということは、
その反面、誰からも声がかからない人もいるわけで。
待っててもしょうがないんだから自分から動けよ、と思うけど、
糞しかいないのだから、しょうがないよな、とも思う。



さてお目当てのスネ夫はどこに行ったのやら。
会場の中央に飲み物やお菓子がセッティングされていましたが、
そこにもおらず。



早川が一人でポンっと会場中央に出てしまったもんだから、糞がわらわらと集い始めました。
うーん、トイレに逃げるのはあまり好きではありませんが…。
この日は本当にしょうもない男ばかりでしんどかったので、
会場を飛び出してエレベーターホール横のトイレに行きました。






トイレに長いこといると、大便してんじゃないかと思われるのもなんだか嫌なので常識の範囲内で出ました。
すると、同じく会場に戻ろうとするスネ夫の姿がありました。
早川の為にドアを開けてくれた時に、胸につけた参加者ナンバーの番号札をちらりと確認し、
この人が33歳、年収850万円の総合評価:△の男かぁ
と認識しました。



早川「あ、ありがとうございます…。」



スネ夫「いえ…
あの、誰かお話したいと思った方います?」



早川「スネ夫さんとお話したかったんですけど…
いらっしゃらなかったので、なんとなくお化粧室に行ってましたw」



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