ミス男が先にむっとしたくせに、
早川がスンッとした態度で返すと慌てました。
美人のこういう時の顔って、
美人未満の人よりも怖いらしいね。
ミス男「あっうん、そうだね…。」
早川「何も知らない私が手伝いに行っても、
二度手間になることが目に見えてますしね。」
沈黙。
黙ってりゃとりあえず早川と繋がっていられるというのに。
なんで早川をいらっとさせること言うかなぁ…。
ミス男「…ごめんね。」
ぽつり、と。
ミス男「パーティーから知り合って、まだ2回しか会ってないけど…
早川さんと結婚したいなって気持ちがどうしてもあって…
さっき、早川さんが言ってくれた、これからも繋がっていたいなって言葉は本当…?」
めんどくせぇな…。
早川「…ええ。
正直、条件的には申し分ない方だと思っていますし。
だからこそ、このタイミングでの転勤は…。
でも出発されてからも連絡は取り合ってみませんか?」
ミス男「うん…そうしてもらえると嬉しい。
あっち行っても早川さんからの連絡があれば頑張れる気がするんだ。」
あたしゃミス男がインドでもまれてる間、他の男漁りにいくからよぉ~~
婚活市場が大シケだった時の保険っつうことで、
ここはひとつ頼むぜぇ
こうしてすべては早川の都合のよいようにまとまりました。
ちゃんちゃん♪
…あっさり終わった感じ出してんじゃねーよってなるよね。
そだよねぇ…。
案の定、
連絡だけ取り合うことのなんともめんどくさいことよ…。
ってなりまして。
うん…正直、
想定はしてた。
徐々に既読スルーすることが増え、宇宙の塵のごとく早川の記憶から消え去ってゆきましたとさ…。
それが最近話題の、
大成建設CM:「シンガポール」篇
これ見てなんか思い出したので書いてみました。
頃合いとしてはいま日本にいるのではないかなぁといったところです。
4年という年月はやはり長かったなぁ。
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