容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

40過ぎの男…その32




この人って全然読めないな…
急に冷たくなったり、
優しくなったり…。
全然その気がなかったのに…
なんだか考えちゃうよ…。



…こ…これが……!?



なんてな!!!!
婚活は結婚まで一直線で行きてぇ奴らの集まりだ!!
そんな駆け引きしてくる馬鹿相手してる暇ねぇんだわ!!



早川「結構ずっしり…ですね。
急だったのでびっくりしちゃいました…
じゃあお言葉に甘えて最寄りの駅まで送っていただいてもいいですか?」



ヒールだっつってるのによぉ…
でもお断りしたい相手なので家を知られることだけは避けたい。



最後の車中は、イライラピリピリとした感じもなく。
なんなら、
「今日一日楽しかったねぇ~」
みたいなテンションで話してきたので、
本当にちょっとどうかしてるって思ったよ。






最寄り駅の車が止めやすいところを探している時に何度も、
「本当に大丈夫?
玄関まで送って行くよ??」

と聞かれました。
好意のある相手なら嬉しい言葉なのにね。
何度も「いえいえ!大丈夫です!!」って返されてることで察さないのも恐怖だね。



車を止めてもらい…
早川「今日は一日運転お疲れさまでしたぁ~…
ありがとうございました!」



40男「こちらこそ、一日隣にいてくれてありがとう。
…また次もどこか行ってくれる?」



何度も言ってるかもしれないけれど。
早川物凄く性格悪いから、めちゃくちゃ気がある風にして別れるのが好きなんだよね。
なのでこの時も最高の笑みを浮かべて言ってやりましたとも。



早川「はいっ!
も ち ろ ん !」



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