容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

40過ぎの男…その5




相談所から届いたメッセージ
「先程早川さんにお見合い申し込みの通知をした男性は、
プロフィールに記載していませんが、
某メーカーの跡継ぎなんだぜ!
だから将来的は安泰だと思われる!!
あと、
都内◯◯(高級住宅街)に家があるぜ!
でも結婚する相手が望むなら別のとこに居を構えてもいいっつってるぜ!!
かなりオススメの案件だぜ!!
これを見逃す手はないぜ!!
って、男性側の相談所から早川さんに伝えてくれ!って言われたんだぜ!!」



という内容でした。



つまりはモロ金目当てのしょうもない女除け用に書いた控えめプロフィールだったんだぜ。
だぜ、が尾を引いてる。



でも20代前半の超絶美人の早川を捕まえるにはパンチが足りないと思って、ありったけの真実をぶつけてきたのです。






自分のことを分かってる理解力のある男だなぁ。
40過ぎは年収3000万円というだけでは、20代美人の早川に相手されないと分かってる。
年収の桁が一つ足りない糞はそんなこと気にせずにのこのことやってくるというのに。
桁も足りなきゃ頭も足りねぇのかよ、
ってツッコミ待ちだとしたら高度すぎる。
本当に、身の程知らずの糞ほど本当の自分を愛してくれる人が現れると夢見てるよな。
永遠の眠りについてくれりゃいいのにな。



一等地に戸建…。
早川お金も大好きなんですが、
広いお家に対する憧れっていうのもありまして。
相談所がごり押しするコメントにまんまと押され、お見合い申し込みにオッケー返事をしたのでした。



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