容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

女心の分かる男…その3




早川「あ~…そういう感じなんですね。
女性ばっかりの職場ならモテまくりそうなものですけど…
女性が圧倒的に多いと、そうなっちゃうのかもですね~
ちなみにお仕事…販売業ですか~」



醤油「そうですね~ノリとしては体育会系に近いくらいですよ…
なんて書いていいのか分からなかったんですけど、ネット通販サイトの販売です」



早川「あ~!女性多そう!
ちなみにジャンルはなんですか?
雑貨とか??」



醤油「そうなんです…
主にレディースの洋服と…あとはそうですね、雑貨とかです。」



そんな話をしていると席移動のアナウンス。
全ての男性参加者と自己紹介を済ませましたが、
そのパーティーでいいなと思えたのは醤油のみでした。






しかしながら、早川がいいな、と思えるという事は、
他の女性参加者も「いいな」と思っているというわけで。



参加者全員起立させられ、
「フリータイム、スタートでぇす!」
と司会者が合図をすると、
全員がなんとなく会場中央にセッティングされたお菓子とドリンクコーナーに集いだしました。



しょうもない男達が、
「コレ美味しそうだよ?」
とか
「飲み物、いります?」
とか話しかけてきます。



お前ら落ち着けよ。
早川だっていい大人なんだから、
食べたい菓子があったら自分で選んで取るし、
飲み物もまたしかりです。



早川がしょうもない男に囲まれている間に、
醤油も同じように女性参会者に声をかけられていました。



気になってるアイツが、クラスメイトと楽しそうに話してる…
べ…別に好き…なんかじゃないのに…
この気持ちは…なに…??
的な気持ちには決してならなかったわけですが、
こういうときガンガン突進できる勇気ってなかったなぁ。
なんだろ、女から行ったら負けみたいな感覚があったね。



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