サクサクと歩く早川。
後ろに教師。
男性が女性の歩幅を考えずに歩いてケンカになるのはよくある話だけど、その逆パターン。
そういうことしちゃってた身分から言わせてもらうと、思いやりがあれば相手の歩幅に合わせるよ。
バッグの肩紐を握られました。
早川「あ、ごめんなさい。歩くの早かったですか?
リードするの苦手なので、教師さん先に歩いてください。」
教師「ちょっと見失いそうだったから…」
そう言って、立ち位置を逆にしました。
だからと言って人混みをかき分けるように歩くのは変わらないわけで。
教師は後ろを振り返りつつ歩みを進めましたが、
しばらくすると手を差し出してきました。
手を差し出すというより…
あれだ、あれ…リレーのさ、バトン渡すときのさ…
受け手側で肩から後ろに伸ばすあの感じ。
…「バトンパス」って名前だったの、ググるまで忘れてたよ。
お…お前は少女漫画の花火大会かよ…
この王道シチュエーション、前回に引き続きロマンチックが止まらねぇのかよ…。
この場面で「自然に手をつないじゃった…トゥンク☆」っていうのは、
お互いが好き同士で初めて成立するやつなんだぜ…。
え、で、早川はどうしたって?
無論無視だよね。
結構ね、長い時間バトンパス、スタンバってた。
回りの人たちも、早川が繋いでやらないもんだから、
「マジで誰かからのバトン待ってるの?」
って空気になりつつあったと思う。
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