容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

【ネタバレ有】映画「スマホを落としただけなのに」観てきたよ




ひとまず、ネタバレなしの感想。
タイトル通りの出来事をきっかけに、主人公である北川景子が事件に巻き込まれていく話。
スマホを落とした「だけ」だったのにね。
だけじゃないテイジンだね。



一言目に言えるのは、
犯人のラリッた姿がめっちゃ怖かった。
そして二言目は、
北川景子めっちゃ綺麗。



…ごめん、こんな奴が映画レポ書くべきじゃないの分かってる。






結局一番怖いのは人間だよね、っつー話に落ち着くのはままあることですが、
うわっ不気味…!って思ったのはトリハダ5のジャケットの女優さん以来です。
トリハダシリーズもお化けが出ない怖い話のオムニバスで、
非常によくできた作品ばかりなので面白かったです。



映画の話に戻します。
とある山中に女性の遺体が複数見つかり連続殺人事件の捜査がスタート。
それと無関係のようなタイトルの出来事が交差していきます。



ミステリーと謳っているので、事件の犯人、真相はラストまで分からないのですが。
主人公の北川景子も初めからなんだか怪しいそぶりで、大好きな彼からのプロポーズを真摯に受け止めなかったり、
両親に挨拶したいというのを受け流したり、挙句の果てに過去のことを聞かれると急にブチ切れたり。
次に怪しいのが以前北川景子を狙っていたという前の会社の同僚、バカリズム。
ストーカーのように粘着質な連絡を入れて北川景子を恐怖に陥れます。
北川景子と食事する機会を半ば強引にセッティングした大学の先輩、要潤。
ネットのトラブルに強いSE、成田凌。
事件を追う元SE現刑事、千葉雄大。
…えぇ、役名なんて書いてても訳わかんなくなるので役者さんの名前で堂々と書いていきますよ。
と、続々と怪しい人物が出てきます。
しかしほぼ半分過ぎたあたりで大体の人は犯人が分かってくるんじゃないですかね。
早川は分かったぞ(ドヤ顔)



ただ…それを言っちゃ話にならないのですが、
セキュリティに対してがばがばすぎるのであまり現実的ではないかなぁと思います。
現代的な話ではありますが。
あれよ、サイコスリラーとかでありがちな「なんで警察呼ばないのw」的なね、映画のお約束みたいなね。



ただし2時間という枠で上手く収まっていて、
ドキドキするシーンもあり(怖い意味でね…恋愛的なやつじゃないよ)
全く目が離せない展開の速さは良かったです。
エンディングまであっという間でした。



あと、残酷なシーンや不気味なシーンはやたらと平和的な音楽がBGMとして流れているのですが、それが逆に映像とマッチしていて不快感が増長します。
見入ってしまう。



…婚活ブログとして書いておきますが、
婚活相手と見るのはオススメしません!






~~以下、ネタバレ~~
大筋は通るように並べておりますが、映画と忠実な流れではないです、ご容赦ください。
…そして上記と同じく役者さんの名前やざっくりした名前で書いていきます。



その日のデートで北川景子にプロポーズを目論む彼氏が、
タクシーにスマホを忘れたことから物語は始まります。



メッセージを送っても既読にならない彼氏に痺れを切らし電話をかけてみると。
電話の向こうからは彼氏ではない男の声が。
「タクシーに乗ったらこのスマホが落ちていて、うっかり持ち帰って来てしまった。
カフェの店員に渡しておくので、これから指定するカフェに行って受け取ってください。」

と親切な対応をしてくれました。



彼氏のスマホを拾った人物(以下、犯人)が、必死にスマホのパスワードの解除を試みます。
そこに北川景子からの着信。
上記のセリフを、音声を変換する機械を通して伝えました。
画面に表示された「北川景子」という名前をSNSで検索すると、 複数いる同姓同名の中からあっさりと電話の相手であった北川景子と、その彼氏、つまりスマホの持ち主のアカウントを割り出します。



そこから彼氏の生年月日をパスワードで入力。
見事にスマホのロックは解除され、中身をパソコンにコピーしてしまいました。
彼氏のスマホの中身…
ラインやメール、画像などすべて共有できる状態にして、指定したカフェに出向きました。



北川景子は無事にスマホを受け取り、彼氏と合流しデートを楽しみます。
プラネタリウムを眺めていると、彼氏がプロポーズをしました。
それに対し、北川景子は煮え切らない返事をします。



場面は変わり、とある山中。
たくさんの警察官と警察犬がいます。
山菜取りをしていた老人が遺体を発見したとのことで、
その後の山狩りで計5人の女性の遺体が見つかりました。



遺体には、
・若い女性
・黒髪のロングヘア
・そのロングヘアが一部刈り取られたように短くなっている個所がある
・下腹部を刃物で切り付けられて死亡している
という共通点がありました。


このことから、犯人は黒髪ロングヘアの女性になんらかのコンプレックスを抱いている人物と予想されます。






北川景子と彼氏がレストランで食事をしています。
「スマホをなくした反省から、位置情報のアプリをダウンロードしたんだ!」
と言う彼は、口頭で希望パスワードを聞き北川景子のスマホに同じアプリをダウンロードしました。
そして、あるアーティストのライブチケットの入った封筒を手渡しました。
そのライブを主催する会社に勤めているという同級生と偶然SNSで繋がり入手できたと言います。
北川景子の職場の同僚が欲しがっていたチケットだったので大喜びです。



しかしその後、彼氏のカードが不正利用をされます。
被害金額はおよそ50万円。
それは、犯人がネットショッピングで悪用したものでした。
SNSで接触した同級生は、実は犯人だったのです。
・スマホ内でのやりとりを見て、人気ライブのチケットを欲しがっていることを知る。
・同級生として接触。
・〆て3万円でチケットを譲る。
・スマホでクレジットカード決済させる。
・そのカードの情報を利用し多額の買い物をする。
といった流れです。
彼氏は「どこでカードの情報漏れたのかなぁ…。」と力無くぼやきます。
チケットの現物はきちんと手元に届いたので、同級生のことを怪しいとは微塵も思いません。






刑事たちが捜査を進めていると、風俗店勤務の女性が複数行方不明になっていることがあきらかになりました。
1人は店長と付き合っていたのにも関わらず、一言のメールだけ送り失踪。
そしてもう1人は失踪直前、不気味な客を接客したとお店の男性スタッフが言います。
黒髪ロングヘアの男で、
「おかぁさん…おかぁさん……」
と繰り返し呟きながら、膝枕させた被害女性の髪を撫ぜ続ける。
サービス終了時間になると延長を申し込んできたが、
女性には次の予約が入っていたため断った。
すると男は豹変し、狂ったように女性の髪を切りつけかき集めた。
半狂乱になった女性はお店の男性スタッフを呼びつけた。
このことはお金で解決しその不気味な男は出禁にした、とのことでした。
この出来事からすぐに、この女性は店に出勤しなくなったといいます。



現在行方不明になっている女性の母親から娘からの最後の留守電を聞かせてもらうと、
音声を合成して作られたものだと判明します。
これらから、
・犯人はそこそこパソコンを操れる人物であること。
・家族や人との付き合いが薄い女性を狙っていること。
が分かります。



母親は娘のスマホに、
「今、警察があんたのことを尋ねに来たけど…
迷惑かけないでよね。」
と冷ややかな留守電を残しました。



残念なことに、既に娘は犯人に拘束されており、その留守電を聞いて殺害に踏み切ります。
バリカンでロングヘアの一部を刈り取り、
ナイフで腹部を突き刺しました。






北川景子はSNSを登録してはいましたが、利用はしていませんでした。
それを同僚は「視野を広げようよ!」と、その場で撮ったランチの写真をアップさせました。
すぐに何件もの「いいね!」が付き、少し嬉しそうです。
それからたくさんの知人とSNS上で繋がることとなります。
その後、SNSに映画の感想を書いたことをきっかけに、前の会社の同僚であったバカリズムから度々連絡が入るようになります。
それは最終的に「映画に行きましょう」という直接的な誘いに変わっていくのでした。



犯人は北川景子のSNSを乗っ取ることを試みます。
SNSを装ったメールで、
「不正なログインの形跡が確認できたので、
新たなパスワードを設定してください。」

という旨を送り付け、難なくログインに成功します。
パスワードは北川景子とは違う「minayo」という女性の名前でした。
不思議に思い、北川景子と「minayo」の関係を探ると一つの新聞記事が出てきました。






北川景子カップルの場面。
彼氏が「君の両親に挨拶したい。」と言い出しましたが、それを断ると、
「君は中高生時代の話も逸らすよね。」と指摘されます。
これに腹を立てた北川景子は怒り、彼氏を置いてさっさと去ります。



ある日、北川景子とその同僚、そしてその同僚が最近いい感じだと言う男性と一緒に食事をすることになりました。
3人だと思っていたのに、男性がもう一人。
それは大学時代に関わりのあった人物、要潤で、美しい北川景子と接触したくてその場を作ったと言いました。
2人には共通の知り合いである女性が一人おり、その女性は数年前に自殺していました。
その話題に及ぶと耐えきれなくなり、北川景子はレストランから飛び出します。
要潤はそれを追いかけ、捕まえるとキスをしました。
北川景子はビンタをし、「なんであんたなんかに…」と言い捨て去ります。



北川景子のスマホに見知らぬアドレスから一通のメールが届きます。
彼氏と綺麗に着飾った見知らぬ女性が密着し自撮りした2ショット画像だけが添付されていました。
その日の夜、彼氏に問いただしました。
その女性は以前、アルバイトで世話をしていた教え子だと発覚します。
・共通の知人の結婚式に参列した際撮影したもので、やましいことは一切ない。
・最後の連絡から一年以上経過している。
ことが分かり、前回のデートで過去について問うた喧嘩の仲直りもしました。



そんなある日、北川景子のスマホに非通知で着信があります。
バカリズムからの誘いがストーカーじみてきていたので少し緊張して出てみると相手は彼氏でした。
スマホを乗っ取られ、解除するには24時間以内にお金を振り込めと表示されていると言います。
北川景子はサイバーセキュリティー会社に勤めてる知人とSNSで繋がっていたことを思い出します。
北川景子と彼氏、そしてその知人の代理人としてやってきた男の3人がレストランに集まりました。
知人の代理人である男は乗っ取られたスマホをパソコンに接続するとものの数秒で解除しました。



解決すると、3人は解散して北川景子は先に帰ります。
1人で歩いていると再び知らないアドレスからのメール。
そこには、先程いたレストランで彼氏と先日送られてきたツーショットの教え子が熱い抱擁を交わすムービーが。
急いで店に戻ると、ムービーと同じ光景がありました。



彼氏は、誰かが俺のフリをして教え子に会おうというメッセージを送っていたと言います。
前回のこともあり信じられないと言うと、彼氏は北川景子が他の男とキスをしているムービーを見せます。
それは先日の要潤に無理やりされたキスの瞬間でした。



お互い信用できずに離れ離れになり、その場を後にします。



駅から家までの帰り道。
北川景子のスマホに、バカリズムからのメッセージが。
「駅で北川景子さんを見かけました。
今日は終電帰り?
実は近くに引っ越しました。」
いよいよストーカーに変貌したと判断できる内容です。
誰かに付けられているような感覚に怯えながら帰宅します。



家でも怯えていると、要潤から電話。
怒り心頭で、
「SNSにアップしたムービーを削除しろ!」と。
続けて同僚からも北川景子のSNSを心配する電話がかかってきました。
おずおずと、何が投稿されているの?と問うと、要潤とキスする瞬間のムービーだと返されます。
恐らく、以前彼氏にも送られた盗撮されていたものでしょう。
北川景子のSNSは完全に乗っ取られ勝手にアップされていたのです。
削除しようにも後の祭り、パスワードは変更されていてログインすらできません。



そして、ついに北川景子のスマホも、
「スマホを乗っ取ったので、
解除するには24時間以内に30万円振り込め。」
とロックがかけられてしまいます。
以前もお世話になったサイバーセキュリティ会社に勤めている知人の代理人である男に連絡を取りバーで落ち合います。
男は彼氏のスマホと同様、ものの数分で解除した上、乗っ取った犯人の情報を警察に通報してくれました。
そして一杯付き合ってという風に、カクテルを渡します。



刑事たちはその通報から、一人暮らしのある男の家に突入します。
そこには浴室で青酸カリを飲んで死亡している容疑者の姿が。
押入れには画面が叩き潰された大量のスマホがありました。
犯人は自殺した…と思われましたが、
その容疑者の男はアイドルオタクで、金髪ショートカットの子がお気に入りだったようです。
黒髪ロングヘアに執着している犯人とは別人物だと確信します。
真犯人によって犯人に仕立て上げられたのです。
そして、その家に突入するきっかけとなった通報をした人物の位置情報を探ります。






男が北川景子に渡したカクテルには気絶する薬物が混入されていました。
意識が朦朧とする中で、男から触れられたくない過去や一連の出来事について語られ気を失います。
目が覚めた時には、廃遊園地の道具部屋のようなところで手足を拘束されていました。
男は今までの不気味な一連の出来事…
・彼氏のスマホを乗っ取ったこと
・SNSを乗っ取ったこと
・彼氏と仲違いするように仕向けたこと
・SNS上で色んな人物のアカウントを作り、なりすましたこと
などなどは全て自分が仕組んだことだと言いました。
ストーカーじみたメッセージを送り付けてきたバカリズムも、
サイバーセキュリティーの会社に勤めている知人というのも、
この男が作った偽物のアカウントでした。
全ての始まりは、彼氏がタクシーの中にスマホを忘れたことからでした。
真犯人は、サイバーセキュリティー会社勤務と偽る男だったのです。



遺体を埋める穴を掘ってくる言い残し、犯人はその場を立ち去ります。
絶望していると、彼氏が助けに現れました。
以前北川景子のスマホにダウンロードさせた位置情報のアプリを利用し、
口頭で教えられたパスワードを覚えていたので居場所を突き止められました。
犯人は逃げようとする彼氏の足に一撃を食らわし動けなくさせ、
北川景子の過去の真実について話そうとします。
しかし、犯人に言われるくらいなら自分で言うと、
北川景子自身が過去について語ります。



北川景子は、本当は「みなよ」という人物で、
「北川景子」本人は死亡しているというのです。



北川景子とみなよは、お互い身の上が似ていてウマが合い、ルームシェアをしていました。
大学卒業後、みなよは希望していた会社に入社します。
ある日要潤と偶然の再会をし、肉体関係を持ちます。
要潤からしたら多数いる遊び相手の内の一人で、しばらくすると連絡を絶たれてしまいます。
妊娠が分かったのはその後のことで、流産せざるを得ませんでした。



その後、後に亡くなる北川景子は株で大失敗をし、
みなよの名義を無断で使い、多額の借金を作りました。
2人が住んでいるマンションはおろか、みなよの職場にまで借金取りの取り立てがくる始末。
みなよは逃げるように退職しました。


流産をし、借金取りに追われ、心も体もボロボロなみなよは、
「私の人生返してよ!!」
と北川景子に言い放ちます。



翌朝、みなよは北川景子のスマホの着信音で目覚めました。
画面にはみなよの名前が表示されています。
出てみると、
「これから北川景子として生きて。」
という旨のメッセージを残し電話は切れます。
その直後、自ら電車に跳ねられ死亡しました。



北川景子の遺体は、
長かった黒髪ロングヘアを短く切り、
身分証明書の入った財布やスマホなどみなよの物を所持しており、
顔は本人を特定できないほど原型を留めていなかったので、
「みなよ」として処理されました。



そしてみなよ本人は、
自殺する前に彼女が言ったように、
整形し、髪も伸ばし、北川景子として人生を歩むことにしたというのです。
これが彼氏に家族を紹介したくない、結婚に踏み切れない理由でした。






なぜ犯人はこの過去の話を知ったのかというと、
北川景子のSNSのパスワードに「minayo」というワードが使われており、
少し不思議に思い「minayo」と北川景子との関係を調べると、自殺の新聞記事が出てきたこと。
要潤のSNSにあった「みなよ」の背中の写真に写る特徴的なほくろと、
彼氏のスマホにあった「北川景子」の背中の写真に写るそれが瓜二つだったからでした。



自身の過去について語り終えると、犯人は2人にとどめを刺そうとしますが、
警察が突入し無事に犯人を逮捕します。
別の男を犯人に仕立て上げる為、偽の通報をしたパソコンの位置情報を読み取るとバーが浮かび上がりました。
そこはスマホの乗っ取りを解除するために、北川景子と犯人が落ち合ったバーでした。
店の監視カメラを見せてもらうと、ぐったりとした様子の黒髪ロングヘアの女性(=北川景子)を抱えて店から出てくる犯人の姿が。
犯人の乗った車の行き先をカメラから解析し、ついに居場所を突き止めたのでした。



犯人は母親にネグレクトされて育っており、
母親に対し憎悪を抱きながら愛情に飢えていました。
その歪んだ感情が母親の特徴であった「黒髪ロングヘアの女性」に向いてしまったようでした。



事件は解決しましたが、
北川景子と彼氏は衝撃的な過去の告白から一度は自然消滅のように離れることになります。
しかし、お互い好き同士だったので無事に再会を果たします。
そこで改めて、新しい戸籍でやり直そうとプロポーズをし、2人は結ばれるのでした。

終わり。


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