はぁ~…胸糞わりぃ。
人に見られる人生に慣れてますが、
不快感を抱く相手に見られるのは何度経験しても虫唾が走ります。
しかも、今回に至っては早川も睨みつけるように見ていたので、
見つめあう形になってしまったので余計に。
しかし、信号を渡り終えた早川を、
更なる胸糞展開が襲います。
「す…すみません。」
背後から、声をかけられました。
無言で声のする方を向くと、
先ほどの馬鹿男がいるではありませんか。
こいつ、信号無視してまで急いでたくせにUターンして早川を追いかけてきたのか…。
早川「うっわ…。」
汚いものを見る目を向け、思わず出た言葉。
馬鹿男は不気味な照れ笑いを浮かべながら、
早川のリアクションを気持ちいいほど無視して続けます。
馬鹿男「どこかでお会いしたことありましたっけ?」
あぁくっそ。
このまたこのパターンかよ。
「どっかで会ったことある…?」
そんな運命を感じさせる言葉が有効なのは一目でときめきを抱かせることが出来る容姿を持ち合わせた者だけですし、
上記のリンク記事と繰り返しになりますが、早川は一度会えば忘れられない美しさを持ち合わせている美人です。
「~~月に、~~で会いましたよね!?」ならしっくりきます。
しっくりくるからと言って、相手してやる義理もないですが。
早川「は?誰?」
馬鹿男「さっき、めちゃくちゃ目が会いましたよね…?」
早川「あぁ…
子どもが見てる前で堂々と信号無視しててヒクわ~…
って思って見てただけですよ。」
隣を歩いてくる馬鹿男に言い放ちました。
馬鹿男「え…っ。
あ、はは……すみません…。」
そういいながらどこかへ消えていきました。
あぁ…本当、もっとまともな大人の身の振り方しろよ。
久しぶりにどうしょうもない馬鹿男に声かけられて婚活時代の気持ちを思い出したお話です。
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