容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

騙されて慰謝料もらった話…その62




「そうしたら、今にも泣きだしそうな顔になって、
土下座せんばかりの勢いでどうかお願いしますって。
そんなところ、近所の人に見られたら嫌だから、
警察呼びますよって。」



早川「おぉ…奥の手…。」



「そしたらね、
『呼べるもんなら呼んでみなっ!!!』
って…」



早川「!!!???
マジ!?!?!?!?」



「嘘だよ。」



早川「おい。」
普段からわりとお茶目なゾンビ父。
この時ばかりはその茶目っ気いらなすぎた。



「『せめてこれ受け取ってください』
って紙袋渡して差し出されたから、
受け取れません、お引き取りくださいって、
無視して家入った。」







父の茶目っ気でわりと穏やかな空気だった中、
母の顔が急に強張り小走りでリビングから出て行きました。



早川「??」



「…え……ねぇ、
その紙袋って、
これ…?」



手には見たことのない紙袋。



「えっ………
なんで………。」



水を打ったように静かになりました。


金井がやってきたということは、
父からラインで教えられていました。
まだ近くをウロウロしてるかもしれないから、気をつけて帰ってきてね、と。



以下、その日の早川家の人々の動きです。
・全員午前中から外出
(全員=早川、父、母)
・お昼…金井奇襲、初ピンポン
・夕方…父帰宅、金井と遭遇

この間2時間程度

・早川帰宅

この間10分ない

・母帰宅



その日はふるさと納税でいただいたいいお肉を食べる予定で、
いつもの夜ご飯の時間には家にいようと約束していたので、
早川と母はほぼ同じ時間の帰宅になったのです。



「家帰ってきたら、玄関のところに置いてあったの。
何かと思って中に入れちゃったんだけど…。」



早川「え…
私帰ってきたときなかったよ…?」


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