容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

騙されて慰謝料もらった話…その30




探偵さんに一時間も待ってもらったことを申し訳なく思いながら外に出ました。
ドアの外までお見送りしてくれた窓口のお姉さんに挨拶をして、外に顔を向け、
挙動がバレないよう辺りを目くばせしました。






あ…あれ…??
探偵さん、いない…??
流石に一時間は待たせすぎた…??



う~打ち合わせまでしたけど、
結局今日はダメか…。






金井「まだ時間あるけど、お茶でもする?」



早川「うん…結婚式場の色々見比べてみたい。」



金井「…疲れた?」



やべ…態度に出ちゃってた?
早川「ううん!?全然!
素敵な式場いっぱいでわくわくしちゃったぁ~☆」










そんなわけで、適当に目についた星野珈琲に入りました。
早川「指輪…ごめんね。」



金井「いいよ、安い買い物じゃないからしょっちゅう買い換えてあげられないしw
本当に気に入ったのを買おう。
結婚式に間に合えばいいんだよ。」



怒ってると感じたのは気のせいでした。
あぁやっぱり優しいな
こんな人を疑って、早川って本当にダメな人間だな…。



結婚式会場のことなど、具体的な話し合いはしませんでしたが、
パンフレットに掲載されている京都の美しい風景やモデルさんたちを見ながら、
また幸せな気持ちに包まれていました。



しばらくして、
金井「じゃ、そろそろ飲み会に向かおうかな。」
の一言で店を出ました。
早川が帰りやすい路線の改札まで送ってもらい、別れました。






電車の中でも金井とラインをしていると、
探偵さんからメールが。






「お疲れ様です。
先ほど対象と電車に乗りました。
また連絡します。」



えぇ…!?
一時間も外で待って、
そのあとのカフェタイムも見てたってこと…?
ぜんっぜん気が付かなかった…
探偵ってすげぇ…!!



2つのブログランキングに参加中です。
押していただけるととても嬉しいです。

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ

婚活ランキング