帰りの電車の中、スマホをいじっていると金井からラインが来ました。
金井：今日は俺が行きたいって言ってたとこに付き合ってくれてありがとう！
今仕事が暇な時期だから、よかったらまた遊んでください！
早川：こちらこそ～久しぶりに楽しいデートしましたｗ
私も今暇な時期なのでぜひぜひ～！
こんなやり取りの末、
仕事終わり何度か夕食をとりました。
お互い職場と家は離れていましたが、行きやすい場所を行ったり来たりしていました。
これも婚活している男相手だったらあり得ないですな～。
わざわざ早川が仕事終わりに行くなんて。
これでどれだけ早川が金井に対して好意を抱いていたか分かるかと思います。
また次の休みに、一日ノープランで都内をお散歩する約束をしました。
渋谷から歩いて代々木公園、原宿…。
そこらへんをこんなデートするのは高校生ぶり？
前回も書きましたが、
「予定ないけど一日プラプラしよ～」
って誘われたら、普通断るよね。
金井じゃなかったら、お昼ご飯だけとか、夕食だけとか提案していたと思う。
その日も遅くまで一緒にいて、帰りに道玄坂あたりを歩いたのですが、
「ちょっとここらで休まない？」
とか、
「今日は泊まらない？」
とか、そういうこと言いませんでした。
が、
そのまま坂を下り、渋谷駅へ戻る途中、手を握られました。
金井「ねぇ。ゾンビちゃん俺と付き合わない？」
おやや？？
この人、そんなこと思ってくれてたの？
見てくれのいい遊び相手として見てるんだとばっかり思ってたよ。
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