容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

生き急ぐ男…その5



その他の奇天烈体験のラインナップとして、
10代で2度も内容証明郵便を送ったことなどがあげられます。
給与絡み編と、
オーダーメイドの服絡み編。



どいつもこいつも、
早川が若くて馬鹿そうだからって甘く見過ぎ〜☆
早川自身は馬鹿でも、
早川の周りにいる人まで揃って馬鹿とは限りませんよ。
なんてったって、
群を抜いた美人だから。
美人に頼られることで幸福を得られる賢い人は世の中たくさんいるんです。






セミナー当日
押しに弱そうな気の弱い美人を演出するために、
気持ち下がり気味に書いた眉毛をひっさげて待ち合わせに向かう早川。
中身が冒頭のような文を書けるゲスな女だとは誰も思うまい。






駅改札に現れた四国男はスーツでした。



早川「えっ!?お休みだよね??スーツ??」



四国男「そうだよ〜一応…ね。」



うほほ、怪しさ満点!!
脳内でセミナーの妄想が始まります。
スーツを着た複数の人間に囲まれて、
横から四国男が「えっ!!いいじゃ〜ん!」とかやいやい言って、
早川に何かを契約させるつもりなのでしょう。
BGMはZARDの「負けないで」かと思いましたが、
はなっから負ける気がしてなかった。



会場は事前に送られていたURLに記されていたように雑居ビルの一室。
ビルの入り口と部屋の入り口に「セミナー会場はこちら!」みたいな紙が貼られていました。
会場に入ると小綺麗な女性が出迎えてくれました。
明るくて雰囲気は悪くない。
こういう感じで騙すのね…と初めから詐欺グループと食ってかかってるので観察します。
資料とバインダーを渡され、席に案内されました。


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