あぁ、そうとも。
こいつがいたとも。
横目で流し見して通り過ぎるつもりだったのに、ガッツリ目が合ってしまいました。
相手も早川を探しているので、人の顔を見ているのは当然なのですが。
このまま通り過ぎて一人で開園待ちする?
0,002秒位考えました。
結果、
良心の呵責に負けた。
一回目が合ったのにも関わらず通り過ぎたところ声を掛けるのは些か不自然ですが。
糞暑い中、延々と来るか来ないか分からない相手を待たせるというのは気の毒だと思ってしまったのです。
今思えば、ここで声をかけなければ…
早川:あ…あの…。
D男:あ〜!よろしく〜!!
うっ…
服に負けてたから改めて顔面見たけど、
超不細工。
汚肌ブツブツ毛穴ぽつぽつ
きったねぇ茶髪チリチリボンバー
↑リズミカル
これ読んだ人は一人きりになった時、声に出して読みたいと思ったはず。
…。
超不細工。(二度目)
早川:あ…よろしくお願いします…
D男:今日も暑いねぇ〜!!
あ…買っておいた麦茶…。
…。
流行りのバンドのややイケメンのドラマーじゃないから、
自分で飲もう。
脳内のややイケメンのドラマーという王子様はどこへ行ってしまったの…。
目の前の不細工な男とルンルンでデート前みたいなメッセージ送ってた自分、召されろ。
もう声を掛けてしまったので、一日をこの不細工と過ごさなければならないのか。
超不細工と共に冒険とイマジネーションの海を航海しなければならないという、
夢と魔法も真っ青な現実世界。
糞厳しいな。
開園前の待ち列に並びます。
早川:パス持ってるんですか?
D男:会社の福利厚生で少し安く買えるパス買ったよー。
早川:あー、そういうのありますよね。好きな人にはありがたいですよね。
D男:そうなんだよー。
好きだからとりあえず買ったけど期限切れそうだったし、今日来れてよかった!
ありがとう!
超不細工で、痛い服着てるけど、割と中身は普通…?
ちゃんとしゃべれるのね。
はい。
そうです。
容姿が最悪過ぎて、スタートラインが0点どころかマイナスだったので少しでもマシなところ見ると異常に加点されるやつな。
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