約束の時間にはディズニーシーのゲートにつきます。
あぁドッキドキ。
会ったら、飲み物持っているか聞いて、
持ってなかったら買ったばかりの麦茶を渡して、
「もォ〜っ!熱中症になっちゃうゾッ☆」
って言うんだ。
メッセージにて。
早川:もうすぐ着きます!
D男:どこにいたらいいかな?
早川:ミラコスタ側でお願いします!
※ディズニーシーには2つゲートがあります。
D男:ミラコスタ側?
はっ??
ディズニー詳しいって言ってたよね?
早川:あ…ミラコスタ側のゲートにいてください!
目印になりそうなところにいてくれれば見つけますー!
服装とか教えてください!
D男:ごめん、分かんないからパラソルの下にいるよ!
赤紫ボーダーのロンTに黒い半袖パーカーだよ!
………。
脳内でこういう格好がチラつきます。
その服装にめちゃくちゃ拒否反応出るんだが。
いやこっちこそ、なんかごめんって感じです。
ディズニー詳しいと自称しているのにも関わらず、言ってることが伝わらないこともどうでもいいと感じるほどの拒否反応。
関わりたくない人種臭がすごい。
どどどどどどうしよ
つーかパラソルってどこ。
早川:パラソルってどこですか?
D男:改札出て右の方進むとあるよ^^
ミラコスタの方じゃねぇし。
早川:向かいますね!
服装からして一緒に歩きたくない感じだけど…
どうしよう…
申し訳ないけど無理な人だったら見て見ぬ振りして
バックレよう。
うん、それしかない。
人を探してる感じを出さないで横目で流し見しながら通り過ぎよう。
ドキドキ
ドキドキ
ドキドキ…!!!
あ…あれ?いない…
んー??
ぎゃっ目がばっちり合っちまったぁ!!!
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