容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

東京夢企画のパーティー…その15



早川の経験上、自称料理ができる男には種類が2つあります。

人生で1度、もしくは数える程度、一般的な献立を作ったことがあるだけ。

もしくは、

専門道具や、スパイスを買い込んで、特定のメニューだけこだわって作るだけの人。
特定のメニューっつーか、カレー。
なんで男のカレーってあんなに手間と時間かけて作るくせにそんなに美味しくないの?
それに気が付かないのは舌が馬鹿だからなの?


A男は例に漏れず、前者の方でした。
油をホットプレートに入れる所から早々に確信。

以下、自称料理出来るA男の焼きそば作りダイジェスト。
油をちょろっと、何回も何回も入れる。
温かくなる前に野菜すべてを入れる。
その直後に肉。
野菜がしんなりならず、肉も色が変わる前に麺。
菜箸でぐっちゃぐっちゃ…



ついに我慢ならず。
早川「ねぇ、水入れて蒸す感じにしないと麺ほどけないよ。」



A男「あ…あぁ!そうだねぇー!」



あぁ、うぜえ。
料理出来ねぇくせに料理出来るとか言うやつってなんでそんなすぐ見抜ける嘘つくのでしょうか。
「若い女は全然料理したことないだろうから、分かんないっしょ!」
と、思っているのでしょうか。
料理出来ないのに出来ると嘘付いたことがある方、教えてプリーズ。



早川「…菜箸貸して。」



A男「いいって、いいって!
俺が作るから!」



早川「…。」



A男「この間ミートソース作ったんだけどさー
ミートソースって隠し味に何入れるか知ってるー?」


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