容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

【アピールがウザい男…中編】婚活パーティーで出会った男



前編の最後を後編へ続くと書きましたが、長すぎた為3部作となりました…


〜前編のあらすじ〜

「どこに勤めてるんですか!?」と聞かれたくてしょうがない

なんだかウザかったので意地でも聞かなかった早川

2人の気持ちは交差したまま、帰り道を歩いていた。


そしてついに男はいてもたってもいられず、人の往来の激しい改札口で口を開く。




「ねぇ!」


「俺さァ、某一流企業に勤めてるんだ!!」





〜中編はここから〜



おうちに帰り、早川は考えた。




どうしてもアピールしたかったんだなぁ。

アピールしなきゃ、この若くて美しい早川が離れて行っちゃうって思ったんだろうなぁ。

どこに勤めてるのか聞かれたくてしょうがない感じがうざかったなぁ。







(某一部上場企業)…かぁ。







数分後













(某一部上場企業)かぁ〜…



(ハァト)







早川、アピ男の思惑にハマりました。





だ…だって
生涯給料ランキングトップ100に入ってたんだもの。







婚活市場で顔が並以上で年齢が近い人と出会うことすら難しいのに、


長い目で見れば他の人たちなんかじゃめじゃないくらい稼ぐ、いわば金のなる木です。









あははは、わぁい、あはははは

クリスマスにやっていたケンタッキーのCMの真似
ムーミンって目が死んでて怖いよね









そして帰り道に届いていたアピ男のLINEに返事をし、週末ランチすることになりました。









場所は例の職場近くです。
あーこれはまた「一部上場企業勤務アピール」が出ちゃうなぁ。





と思っていたら、住んでるマンションアピールに差し替えになってました。



なになに、職場の近く(一等地)に
うんうん、最上階…
へぇ〜、築浅…ね。








聞いてもないのに
しゃべるしゃべる。









前回で早川は興味がないと強制的に話を流すと学んだのでしょう。



流石

















そして今回はマンションアピールだけと思っていましたが、
やはり最大のアピール「一部上場企業勤務」はしたかったようで…

ランチの後、カフェでお茶をしようとなりました。





スタバ式でレジを済ませ、商品受け取り席へ。
アピ男「あれ?ゾンビちゃん飲み物ホットだったっけ??」


早川「そうですよー」


アピ男「あれー?」





財布ばーん


レシート見るふりして…


社員証どーん







アピ男「あ、ねぇ(笑)これ社員証なんだけどさぁ〜(笑)」









ええええーーー




う、UZEEEEEE!!!!!!






まさかの「財布男」の再来であります。









しかも財布男ですら自分からブラックカードの話題は切り出さなかったのに…。







前回早川が意地でも「どこにお勤めなんですか?」って聞かなかったことが
ここまでアピ男の暴走を招くとは思ってもいなかったのでした。







早川は一方的になにか喋り続ける男を前に「は行」で聞き流すしかできませんでした。



はぁ

ひー…

ふぅん

へぇー

ほー







これが仇となると知らずに…



ごめんなさい、次回で終わります。

(多分)



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