容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

悪徳結婚相談所、仲人◯◯に騙された母の話…その3



無事に登録を終えたゾンビ母。
会員情報誌が発行されると、その日の内にたくさんのお申し込みが来たそうです。



早川「どのくらいきたの??」



「そらもう、たくさん。
でも私はよく分かんないから、仲人さんが見繕ってくれた。」







…それを他人に丸投げすんのもすげぇな。



そして仲人に選ばれし複数の男性と、お見合いをこなしました。一日に数件。
この書き方だと、仲人の婚活みたいだな。
お相手のプロフィールは事前に確認したそうです。
お見合いは始まってしばらくすると、「それじゃ…あとはお若いお二人で…」といった感じで仲人は去るらしい。
現代ではなかなか見かけることのない貴重なシーンですね。
次のお見合いまで何して時間を潰していたのかという糞くだらねぇ疑問がわくけど。








お見合いの話になると、親子で口を揃えるのですが。
「会って、一瞬で、
アリかナシかは分かるよね」

って話で盛り上がりました。
親子が時空を越えて同じ経験してるって思うと、
胸が熱くなるな。



憶測でありながら正解だと思うことなのですが。
母は可愛い顔立ちで、学校も真面目に通い、一流企業に就職したわけです。
周りには当然ちやほやされていて、たくさんアピールもされてきたと思うのです。
そういう環境の中で無意識の内にボーダーラインが上がっていたのじゃないかなぁと。
だから、色んな相談所に入って、どの男もナシ判定してて。







……


ここも親子揃って同じことしてるぅーー!!
すっげぇDNAの強さ。
本能が婚活を求めてる。



とは言うものの、
お見合いなどの最初の顔合わせ以降、数回会った男性もいたようなので、すべて即切り捨てていたわけではないようです。


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