容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

【アラサーの医者】IBJで出会った人…その5



医者「よ…よう…せい…??」



この童話知らんのか。
え、もしかしてそんなにメジャーじゃない…?



早川「あ…妖精が夜な夜なこっそり現れて仕事をしてくれるっていうメルヘンな童話があるんですよ〜…
…お母さんがよく来られるってことは、ご実家も近いんですか?」



医者「実家は車で1時間位のところです。」



え…。
息子の家事やってあげるために車1時間も運転してやってくるの…?
聞いたことないけど、四国ってこういう風習があるの?



早川「へ…へぇ〜…
お母さんと仲がいいんですね〜…」



医者「いいと思いますよ。
婚活についても話してます(笑)」



早川の学歴や職業も理解されているのかしら…。



「お母様が望む嫁の条件」をプロフィールに書いている医者がいたので、
医者のお母ちゃんって強烈という印象を抱いており、ドキドキ…。



医者「早川さんの話もしてあります。
年齢が若いって驚いてましたけど、孫のこと考えたら良いかもって言ってました。」



この人、良いことも悪いことも悪気なく全部伝えちゃうタイプの人間だな。



医者「やっぱり住まいのことは心配してましたけど…
早川さんが移り住んでくれるって言ってくれたので、
両親も喜ぶと思います。」



おーい、もう早川がOK返事する前提かい。



早川「本当に仲がいいんですね〜。
男性ってそういうの隠したがるかと思っていました。」



医者「えぇ。なんなら結婚相談所の活動を進めたのは母です。」



お母さんの気持ちになって考えると…。
そこそこかっこよく、
頭もよく、
医師という最強の職業についている自慢の息子に釣り合う最強の嫁を捕まえる為に婚活を進めたのに、
美しいだけの早川とお見合いしてるなんて、
やるせなぇなぁ…。


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