容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

婚活バー珍百景…その9



4男「もちろんですよ、
早川さんだから教えたんです。」



早川「はぁ…。どうも。」






「後ほどクリーニングの請求するから、
震えて待て」




普段であればこれくらいの強気な置き土産をするところですが、
この時ばかりは、口臭男のウイスキーで力が出ない〜…と、面包超人状態だったのでした。
…面包超人とは、アンパンマンの中国語訳。
すげぇ強そう。







早川「あー…自分本体が酒クセェとか人として終わってるみたいで萎えます。
それじゃ。」



そう言って席を立ちました。






隣の性悪糞女は、早川のことを頭のてっぺんから足の爪先まで眺めていました。
早川をガン見していた3男とお前は仲良くなれるんじゃないかい?
ちゃんと連絡先交換したかい?
その位の凝視。



そんな下世話なことを思ったのと同時に、
うん…なんか…
本当に顔面もスタイルも良すぎて…
ごめんね…

と苦笑いしてしまいました。
こういう笑みが「美人は性格が悪い」となってしまうんでしょうなぁ…。






お客さんに対して少ない人数で対応しているスタッフはかなり忙しそうにしていて、
「あきらかにトラブルを抱えています。」
いった風貌で佇む手負いの早川との接触を避けようとしている感じがしました。



こちらとしては早く帰宅したいので、
「すみません!!
ウイスキーぶっかけられたんで帰ります!!!」
と、少なくとも向こう三卓位に響き渡る声で宣誓しました。


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